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コオズエビネ栽培法

富岳園流栽培法

◎神津エビネに限らず各々自宅の環境により栽培法が少しずつ変わるの

で、一つの例として参考にして下さい。




















遮光ネットは寒い時は小屋の壁面①(エキスパンドメタル張り)にベタ張りにするが、

 花後からは
様子を見ながら②の部分に張り直す。通風がくなりムレを防ぐ効果があります。

  暑さ対策として、梅雨終期より真夏の間ダイオネットをもう一枚使用する事をお勧めします。


棚は下の水ハネが当たらない 程度、出来るだけ低くすると夏のムレがなくなります。

高温異常気象時は暗くして下さい。     

棚板はエキスパンドメタルとし、鉢受皿を裏返して使用するとウィルスの水伝染を防げます。

用土配合は初心に戻り、九州ボラ石4号+日光砂+超硬質鹿沼+硬質鹿沼中粒を各1袋に対し
  
  ベラボン(ヤシの実の皮)を5%くらい入れる事にしました。

ハダニ対策として水苔を薄く載せる。

○ハダニの消毒はえびねだけでなく蘭舎全体にかける。


肥 料・・・置き肥としてプロミック12-12-12とバイオゴールド併用。

        年2~3回
Be-1使用。

         
         補助として木酢液とレバートルフ有機液肥、ハイポネックス

         花後は液体夏後は粉末)の液肥を適時与えます。

        規定の濃度より
薄めにします。

        2年目以降の植替えない鉢を重点的にカキガラ石灰をやると


        
生理障害が改善します。植替後、直ぐに与えても良いです。

            

水やり・・・ニオイエビネは、コオズより水が多く明るさも少し暗い方を好む事

       より、
通常はニオイ週2回・コオズ7日~10日に1回の水やりとして

       生長期は多目に休眠期は少な目にケース事に対応してください。

       いずれも鉢底からたっぷり出る
ようしっかり与えて下さい。

       花期よりハカマが取れる迄は鉢の表面に。

       エビネ特に花芽にかけるのは厳禁です。

       ハカマが取れたら葉の表裏にしっかりかけて下さい

        

       夏の夕方以降は水やりとは別に床やエビネにサーっとシャワーをかける

       と
生き返ります。ハダニ対策にもなります。

消 毒・・・(早朝か夕方遅く)

       殺虫 アブラムシ・カイガラムシ・ハダニ・ハモグリバエ

                  →(ダイアジノン)

       殺菌 灰色カビ病
                  →(ロブラール)(ダコニール)
        
        木酢液1000倍液で消毒・液肥を与えると良好の様です。